瀬戸市美術館
せともの祭りの当日、doruの本来のお出かけ目的はこちら。
『明治・大正時代の日本陶磁』展
開催場所は瀬戸市美術館です。
何をかくそう、来月10月14日(日)に愛知県連の養成講習会と指導員研修会の開催される瀬戸市文化センターのお隣です。
これが瀬戸市文化センター。
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所在地 〒489-0884 愛知県瀬戸市西茨町113-3
電話番号 0561-84-1811
もよりのインター 瀬戸赤津IC もしくは 長久手IC
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このお隣にひっそりと瀬戸市美術館があります。
本当にひっそりと建ってるんです。
パルティせとなんて、何じゃありゃ!?っていうぐらい自己主張してるのに。
ひ〜〜っそり。
でも、所蔵品はすばらしいんです。
今回は明治・大正時代に欧米に輸出され、当時の欧米の万国博覧会で高い評価を得た日本の陶磁器の里帰り品の展示です。
とても豪華絢爛で、ゴッホも浮世絵の影響を受けたりしたけれども、当時の欧米が東洋的なものに高い評価をしていた、まさになるほどなと感じさせる作品ばかりでした。
かなり大きな作品もあります。対で作られた壷も数多くあり西洋の生活様式に合わせているのかな。
当時の技術のすばらしさが伺えます。
一体、どれほどの作品が海外にあるのだろう。
今回の展示の目玉の一つ。
『高浮彫牡丹ニ眠猫覚醒蓋付水指』
金彩も施され、体毛も細かく表現され、歯もあるし、舌もあるし、肉球や爪までとても精密に作られています。
志野や唐津や黄瀬戸といった陶器とはまったく別物の華やかな作品がこんなに一同に集まるのはめったにないのでは。
眼福の一日でした。 (せともの祭りはついででした(^-^;))