この道はどこへつづく道

瀬戸スキー協会私設応援ブログ

燕山行 つづき

さてさて燕山荘です。
北アルプスでも人気の高い山小屋で、
今回で滞在は3回目です。

登山道を登りきったところにテント場があります。
混んでるときはテントは快適でしょうね。
担いで登ってくることを思うとパスですが。

途中で咲いていたチングルマ



山小屋の真下にお花畑がひろがります。
トリカブトが結構咲いています。


今の季節はこまくさも群生しています。

山小屋はかなり手が入っていてとても快適です。
乾燥室?もあって、濡れたものを乾かすことができます。
(ちょっとかぐわしい匂いも付きそうですが)
写真はないですが、おトイレもきれいでちょっとびっくりしました。

今回は4人で3畳のスペースでした。
到着したときは、このあとの混み具合によっては6人で使ってもらいます。と言っていたのでやれやれです。
同室者が女性ばかりだったので、カーテンを引いて、さっさと汗になったものを着替えちゃいました。

食事の時にオーナーの赤沼さんがユーモアたっぷりに山のお話をしてくれます。
その後、お楽しみのホルンの演奏です。

この日の夕食はお魚のソテーとチーズ入りハンバーグ。
他に、筑前煮とお漬物がありました。
十分に満足できます。


山小屋の夜は早いです。
明日はdoruたちは燕山山頂に向かい、そのあと下山しますが、
多数のお客様は、大天井、常念、はたまた槍へと縦走されます。


ご来光を見ようと朝4時半に起床しました。
いや、起こされたってのが正解かな。
消灯は夜9時でしたが、なんと起床は朝4時で、普通はこそこそと縦走する方は起きるのに、あろう事かこの山小屋はいきなり電気が点きました。
ちょっと、信じられない。(まあいいけど)

燕山荘は日没とご来光の両方を見ることができます。
槍ヶ岳もくっきりと見えます。


はるか向こうに見えるのは富士山です。

お宿に荷物を置いて、燕山山頂をめざします。
途中、コマクサの中に雷鳥が姿をあらわしました。

いるか岩を横目に


めがね岩。

数年前に来たときはめがね岩に登ることもできましたが、
浸食が激しいのか、岩の周りをロープで規制して入れないようにしてありました。

そして、三角点。


頂上からの展望です。



はるか向こうに山小屋がみえますが、約30分の距離です。


さて下山。
下山は順調に4時間半で降りることができました。
登るときは雲の中で見えなかった燕山荘も下山のときははっきりと見えました。

今回天候にも恵まれましたが、いい山行ができましたこと、何よりもみおちゃんに感謝です。